すべてがモノクロの世界になる雨の日に
色づくことができるのは、特別な絆を持つソウルメイトだけ。
「ソウルメイトの伝説」を信じない、平凡なサラリーマンの「ドン」は
運命の相手に出会わないように、雨季の間は常に体を隠している。
一方、雨の日に傘を売り歩いていた「サン」は
ドンを初めて見たとき、鮮やかな色を感じその姿を追う。
運命の出会いを感じたサンと
「伝説は信じない」とそっけない態度をとるドン。
一緒に過ごすうちに、やがてサンの明るさが、ドンの世界を少しずつ変えていく。
ドンは、運命の出会いを信じることができるだろうか?